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誕生日に思うことと読書記録(1/9〜1/15)
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またひとつ歳をとりました。

最近思うのは、あと10年も生きればオッケーだなってこと。
だから、長生きの為の健康法(特に何かをやってるワケじゃないですが)なんてどうでもよく、一日終わる時に「今日も頑張ったから悔いがない」と思える日々が10年続けばと思うし、実際にそうでありたいという目標を常にブレずに保っていたい。
そのための身体作りなら積極的に取り入れよう。

実は加圧トレーニングにちょいと興味があるのだが、トレーニング後に大量分泌されるという成長ホルモンが脳下垂体からの女性ホルモンに影響するか否か、現在行っているホルモン補充療法に影響するか否か、と先生に尋ねたら、恐らく大丈夫であろうとのこと。

「でも実は分からない」

だからぜひ加圧トレーニングやってみて。そして話を聞かせて。興味があるから。とのこと。
そう、昨日は3週間ぶりの婦人科通院だったのだ。
術後すぐに始まった更年期障害を緩和させるため行っているホルモン補充療法で、補充すべくホルモン量の調整がつき、次回からは隔月での通院となった。本来なら4ヶ月に一度の通院でも良いらしいが、いきなり4ヶ月に一度と言われても不安なので、せめて隔月でということにしてもらった。
次回は3月。
うっそー。そんなに間が開いたら忘れちゃう(笑)。
4ヶ月に一度になったら本気で忘れるっ。ってか、そんなに薬をストックしておけないよ〜〜。
断固、隔月での通院を希望する。


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お前はなんで新聞を広げると寄ってくるんだ?


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しかも瞬時に目の前だし。


さて。今週の読書記録です。
お正月にひいた風邪が長引き、夜になるとふわっと微熱が出たりしてた。
三連休は一歩も外に出ずに読書三昧、時々昼寝って感じで過ぎていった。
いかん、向こう10年、毎日悔いがないように生きるって言い切ったばなりなのに。。。(笑)。
(5★満点 ★1点 ☆0.5点)

<村上春樹/東京奇譚集 ★★★>
誕生日に思うことと読書記録(1/9〜1/15)_f0122159_19175119.jpg肉親の失踪、理不尽な死別、名前の忘却...。大切なものを突然に奪われた人々が、都会の片隅で迷い込んだのは、偶然と驚きにみちた世界だった。孤独なピアノ調律師の心に兆した微かな光の行方を追う「偶然の旅人」。サーファーの息子を喪くした母の人生を描く「ハナレイ・ベイ」など、見慣れた世界の一瞬の盲点にかき消えたものたちの不可思議な運命を辿る5つの物語。「Google ブック検索」より

作家自身のちょっと不思議な物語に始まり、気がつくと遠い場所へと連れて行かれてます。このちょっと摩訶不思議感が程よいです。好きです。


<黒野伸一/万寿子さんの庭 ★☆>
誕生日に思うことと読書記録(1/9〜1/15)_f0122159_19183746.jpg竹本京子、20歳。右目の斜視にコンプレックスを抱く彼女が、引っ越しを機に変わり者のおばあさん杉田万寿子に出会った。万寿子からさまざまないやがらせを受け、怒り心頭の京子。しかし、このおかしなやりとりを通して、意外にも二人は仲良くなってゆく。やがて、気丈だった万寿子に認知症の症状が出てくるようになり、京子は自ら万寿子を介護する決意をするが...。「Google ブック検索」より

文章だとか構成だとか、読書初心者のワタシから見ても描写が甘いというか浅い感じが否めません。が、ストーリーが良かったです。ほろっとさせられました。


<村上龍/イビサ ★★★☆>
誕生日に思うことと読書記録(1/9〜1/15)_f0122159_1918147.jpg贅沢な旅を約束されてパリにやってきたマチコは、男のもとをとび出して背徳的で淫靡な生活に幻惑されてゆく。コートダジュール、タンジールへと旅するうちに魂の殻を脱ぎさったマチコは、“イビサへ”と囁く老婆にしたがい、新たな旅へと向かうのだった。村上龍が渾身をこめて描く究極の破滅的ストーリー。「AMAZON ブックデータベース」より

いっけん現実離れした「自分探しの旅」であり、終始生臭さを感じるのですが、意外なラストに爽快感すら覚えます。「自分とは」を問うと破滅に向かうという発想は、分かるような気がします。


<人生激場/三浦しをん ★★★>
誕生日に思うことと読書記録(1/9〜1/15)_f0122159_19185956.jpg気鋭作家の身辺雑記、だけに終わらぬ面白さ!プレーンな日常を「非日常」に変えてしまう冴えた嗅覚。世間お騒がせの事件もサッカー選手の容貌も、なぜかシュールに読み取ってしまう、しをん的視線。「幸せになりたいとも、幸せだとも思わないまま、しかし幸せとはなんだろうと考えることだけはやめられない」。美しい男を論じ、日本の未来を憂えて乙女心の複雑さ全開のエッセイ。「Google ブック検索」より

あぁやっぱり彼女は裏切らない、ワタシを(笑)。「桃色トワイライト」ほどの身悶え感はないが、これも相当にキレてます。大好き!
by pugslife | 2011-01-15 19:20 | 読書日記
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