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言いたい放題映画レビュー*プラネットテラーinグラインドハウス
言いたい放題映画レビュー*プラネットテラーinグラインドハウス_f0122159_19464497.jpg監督・脚本・撮影: ロバート・ロドリゲス
出演: ローズ・マッゴーワン ブルース・ウィリス フレディ・ロドリゲス 

グラインドハウスって何だろな?
と思った方は、既にアップした
デス・プルーフinグラインドハウスを参考にして下さいね。

ここではグラインドハウスに関する説明は全てカットし、遊び心溢れる今世紀の天才作家ロバート・ロドリゲス監督作品/プラネットテラーinグラインドハウスのレビューに集中したいと思います。



あらすじ:シネマトゥデイより
軍人マルドゥーン(ブルース・ウィリス)が細菌兵器をばら撒いたことで、テキサス州オースティンにある町の住民はゾンビ化してしまう。ゾンビたちが次々と人々を襲う中、片足がM16マシンガンになっている人気ストリッパーのチェリー(ローズ・マツゴーワン)が立ち上がる。軍隊やゾンビ、頭のおかしい兵士(クエンティン・タランティーノ)など、さまざまな敵がチェリーに襲いかかってくる。


とにかく面白かった。
一種のゾンビ映画ですが、ホラーとかスプラッターとか、そういったカテゴリーに収まってしまう作品ではありません。久々に脳天にガツン!と来る映画に出会えた喜びで、見終えた後はスタンディング・オベーションしました(笑)。それっくらいに面白いです。

「かつてのグラインドハウスのような、低俗で面白い映画を作ろう!」。
タラ監督と計画したその日から、ロドリゲス監督には溢れ出るアイデアがたくさんたくさんあったのでしょう。
低俗に徹した演出は限りなく低俗でお下品に仕上がっており、整合性を全く無視しまくった人物設定と構成は、自分を信じて製作している自信がなければ貫くことさえ無理なこと。
それをロドリゲスったら♡んもうっ♥と、彼の足下に跪きたくなってしまうくらいに「完璧なグラインドハウス作品」に仕上げていましたね。
それでいて、かつて本当に上映されたいたグラインドハウスものにはないクオリティの高さがあります。
低俗の極みに徹したようでありながら、非常に緻密に、丁寧に作った作品という印象をも受けますよ。
あぁ、もう、ベタ褒め(笑)。本当に心底楽しませてもらいましたよ♪
この作品と並べてしまうと、タラ監督のデス・プルーフには、まだまだ躊躇いがあって煮え切らないももどかしさを感じ得ません。

即行でDVDを買いました。これでいつでもプラネットテラーを楽しめる!るるるるるるるるんっ♪

こうした作品に、自ら望んで出演したがるブルース・ウィルス(爆笑)。ワタシはあなたのそのセンスが大好きだ。やはりロドリゲス作品で続編が期待されている「シン・シティ2」にも出演予定だとか?もちろん、この場で約束させて頂きます。必ず映画館まで観に出かけると。。。!

素晴らしいです、ロドリゲス監督。ある種の天才です。
デスペラードで感じた「この監督、すっごーい!」という直感を信じた自分を「エロい!」じゃない、「エライ!」と褒めてあげたくなってしまいます。
過去の作品「シン・シティ」でも作家性を炸裂させ、独自の世界観で一種異様な世界を確立させていました。
その潔さに心の底から惚れてしまいます。
あぁ〜、新作が楽しみっ!
by pugslife | 2007-03-07 19:46
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