10月1日 退院の日
楽しかった入院+手術を終え、いよいよ今日、退院だ。
韓国旅行から今日まで、夏休みとカコつけて非日常を突っ走ってきたせいか、いつものあの日常にまた戻るのかと思うと、どんよりとした気持ちになった。

朝の回診時に、主治医のKK先生から何か話があるのかな?と期待していたのだが、回診時に主治医の姿はなかった。5泊6日の婦人科の入退院なんて日々際限なく繰り返されていることだし、まぁ、こんなもんだろう。と思うことにした。


f0122159_21284692.jpg最後の朝ご飯は210円の割増料金を払い、特別メニューにしてみた。

本来なら食パン1枚にハムサラダと牛乳(またはご飯にふりかけ、目玉焼き等)といった内容なのだが、特別メニューはご覧の通り。
焼きたてのクロワッサンとプチパン、ハムサラダ、きのこのフレンチドレッシング和え、牛乳+BLENDS(外来棟にあるカフェ)のコーヒー。
なんてことないメニューだったが、基本メニューよりもゴージャスだった。

6日前に広げたスーツケースに、一つ一つ荷物を入れ、ベッド廻りを整え終えたところで気がついた。

まだ化粧をしていない!

やれやれ。
パッキングしたスーツケースから化粧ポーチを取り出し、大雑把に顔を整えた直後、カーテンの隅から主治医のKK先生が顔を出した。


「取り出した卵巣を病理検査にかけた結果、内膜症の数値が出たよ。これまでの気胸は、やはり婦人科系が原因だと思う。今回、水疱と左側卵巣を根元から全摘したこと(ホルモンのバランスが変わる)で肺へ好影響があるかどうか。気胸を起こすかもしれない危険性が怖くなければ、しばらくホルモン剤を止めて様子を見てはどうだろうか?」
という提案があった。右側の卵巣が健在である以上、女性ホルモンは閉経まで分泌され続けるので、また気胸を起こす危険性は高いのだが、ワタシも先生の提案通りにしてみたいと思った。
去り際、
「退院、おめでとう。次は外来でね。」と言った口元が、珍しく笑っていた。
改めて挨拶をされると、やはり嬉しいものだね。わざわざありがとう。

お世話になった看護師さんや、向いのベッドのAさんに最後の挨拶をした。
同室の廊下側の二人は、やはりワタシの想像通り、あれ以来顔を合わすことなかったな。。。早く回復されるよう、お互いに頑張ろうね、と心の中で声をかけた。

病院から出ると、空気がすっかり秋めいていた。
車が病院から離れるにつれ、どんどん、どんどん、寂しい気持ちになっていった。
卵巣や子宮を摘出すると、その喪失感で無性に寂しい思いを引きずるというが、ソレだろうか?

月経随伴性気胸との闘いは、まだ始まったばかりだ。
ホルモン剤なしで気胸を起こさずにいられれば、ワタシのケースは一過性のものだったってことだろう。
また生理に同期して気胸を起こすようなことがあれば、ホルモン剤なり何なり、対処を考えなければならない。
いずれにしても今後しばらく、おそらく閉経まで、婦人科のお世話になりそうな予感だ。
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by pugslife | 2010-10-31 21:29 | たぶん日記
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