9月28日 手術翌日
手術から一晩明けて。
朝7時過ぎくらいだったか、看護師さんが尿管と点滴を外してくれたおかげで、一気に自由の身となった。と同時に、人間の回復力に心底驚く。
昨日おへそに穴を開けて卵巣を取り出したばかりだというのに、今日は午後からもう歩けるらしい。
痛み止めの点滴はは外されてしまったのに、痛みらしきはなく、違和感だけが残っていた。

看護師さんが着替えを手伝ってくれるという。
「恥ずかしいからいいよぉ」と言いたい所だが、自分一人ではどうにもならない。腹筋が使えないってこんなにも不便なのか。ぎっくり腰でどうにもならない時の不自由さ、歯痒さに似ている。
パジャマを脱がせ、熱々のおしぼりで背中をふき、なんとパンツまで履かせてくれる。
ベッドの上での歯磨きまで手伝ってもらった時には、女のワタシでさえ看護師さんに惚れそうになった。
看護師という職業に就いている全ての人に感謝したい気持ちになった。

朝8時過ぎ。例によって医師達の回診が始まり、ワタシもお腹の患部を消毒してもらったのだが、やはり患部に直接触れると痛みが走った。腹腔鏡手術でお腹にガスを満たしたせいか、お腹全体に筋肉痛のようなダルさを感じる。そうそう、ワタシが受けた腹腔鏡下手術は「一つ穴」で、おへそ下部を切って開けた穴からカメラや鉗子等を入れて手術する方式だそうだ。


f0122159_22574965.jpg朝食は、お粥と焼き魚、味噌汁。あまり食欲がなく、ほとんど残した。いや、食欲がないんじゃなく、お腹に力が入らないだけだな。

朝食が終わると、最初の1回だけベッドから立つのを手伝うので、とっとと歩き始めろと看護師さんが言う。どんどん歩いて身体に血を巡らせせると、回復も早いのだそうだ。
上体を起こすまではリクライニングに頼り、そこから向きを変えて立ち上がるまでが一苦労。立ったとたんに目眩がしたが、なんとか倒れずに踏ん張れた。まだ血圧が猛烈に低く、58-28位だったか。

昼食は、鶏肉ダンゴの甘酢あんと切り干し大根、サラダ。
ご飯はお粥ではなく、普通のご飯になった。
甘酢あんの酸味が程良く、ご飯がすすんだ。それでもお茶碗に半分食べるのかやっとだったかな。


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向かいのAさんは、まだ起きられないようだ。開腹手術なので、背中から麻酔を流しているそうだ。たまに聞こえるうめき声からして、とても辛い状態なのだろう。。。

午後からは頑張ってフロア中を歩いてみることにした。一旦立ち上がってしまうと、なんとか歩けてしまうものだと分かる。歩き始めると血圧も上昇し、腹部の違和感も少しずつ和らいできた。

夕食は、ひじきご飯とイワシの山椒焼。さつまいもの煮物。すまし汁。
今日は動いたおかげか、初めてご飯を完食した。美味しかった。

テレビは秋の番組改訂なのか、スペシャル枠ばかりだった。テレビを見ながらうとうとし、最後は看護師さんが回って来てくれてテレビを消してくれたのだろう。ぐっすり眠れた。


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by pugslife | 2010-10-24 13:14 | たぶん日記
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